WiMAX環境でPCを使っていると、データの使いすぎが気になるところである。
PCではアップデートで際限なくデータを使い、
100Mbps以上出るWiMAX2や4G回線では不用意につないでいると10GBなど1時間たたずにで達してしまう。
使いたいときに1Mbps制限を受けると凹むものだ。
どうにか簡単に対策を考えて思いついたのは、
無線LANアダプタの設定を変え、IEEE802.11b(最大11Mbps)でリンクするようにするという手。
計算上、1時間全力で通信しても5GB未満。
15年くらい前の無線LANアダプタだと~2Mbpsまで落とせたような記憶があるが
ごく初期の無線LANとの互換性のための設定だったのだろうから、今は無くて仕方なしか。
あとはQoSで帯域制限など手の込んだ設定をしたりできればとは思うが
大変なのでここまでにしよう。
家族のPCをリカバリしたので、Windows8を再セットアップする場合のメモ
該当マシンはVistaからのアップグレードで、8用のリカバリーディスクはない。
1.Windows 8.1 with UpdateのISOイメージを入手しておく。
Windows 8.1 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows8ISO
入手したらUSBメモリかDVDに書き、インストールメディアを作る。
2. インストールしたら2014年からのアップデートがたまっている
普通にWindowsUpdateしていては10時間以上(一日以上かかるといわれており、12時間待って進まなかったので諦めた)かかるといわれている。
最近のマンスリーロールアップをあらかじめダウンロードしておき、先に適用する
2019 年 8 月 14 日 — KB4512488 (マンスリー ロールアップ)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4512488/windows-8-1-update-kb4512488
主要なアップデートが実施されるのでここからは普通にWindowsUpdateすればOK
3.自動適用されないドライバの入手と、使うソフトのインストール
ウィルス対策ソフト Chrome Libreoffice VLC Lhaplus
など手始めに使いそうなソフトのインストール
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今更Vista世代のマシンを継続使用するのもなんであるが、
CPUがCore2duo以上であれば、SSDに換装すれば少々のネットと軽作業くらいなら大きなストレスなく使える。
動画サイトなど重いところはスマホで見ればいい。
古いPCを(魔改造して)末永く大事に使いましょう。
PCのシステムドライブをBitlockerで暗号化している
USB起動メディアなどを指しっぱなしで起動しようとするとロックされ48桁のコードを求められるが
このところハード由来では無い理由でロックされていた
よく調べると休止状態からの復帰時にロックされていた。
どうもBIOSの設定で休止復帰時の起動デバイスの順序が通常起動と休止状態からの復帰で異なっていたようで、
「HDDのみ」→「優先デバイスを試行」に設定変更したところ、ロックされずに使用できるようになった。
これで安心して休止状態を使用できる。
休止状態はあまり使用しない機能にはなってきているが、バッテリー切れ時には心強い機能なので、
使えるのは嬉しい。
電線には抵抗があり、長い電線・導体サイズの小さい電線は抵抗が大きくロスが出る。
抵抗が大きい電線では電圧が下がるので受電側の許容範囲によっては十分に動かすことができない
電線の導体サイズと抵抗率の例
値は住友電線の鉛フリー耐熱ポリ塩化ビニル絶縁電線1007
https://sei.co.jp/ewp/J/products/ul_csa/
太さ 抵抗率Ω/m
AWG22 0.057
AWG24 0.091
AWG26 0.140
AWG28 0.240
抵抗率Ωは材質由来のものなので、メーカー・仕様によって多少の前後はある。
上記のAWGサイズ、長さ1m(往復2m)のケーブルで電流を流した場合の電圧降下
抵抗値 0.5A 1A 1.5A 2A
AWG22 0.06 0.11 0.17 0.23
AWG24 0.09 0.18 0.27 0.36
AWG26 0.14 0.28 0.42 0.56
AWG28 0.24 0.48 0.72 0.96
USBケーブルでの話し
5V・0.5Aで動くUSB機器は4.35V~5.25Vで動くことが求められている
5V・0.5A出力の給電側は規格上4.75~5.25V
ソース:マキシム USBコンプライアンステストを考慮したポータブル機器の電源設計
https://pdfserv.maximintegrated.com/jp/an/AN3825J.pdf
最低同士を加味すれば、ケーブルで0.4V以上降下すると動作しない可能性がある。
昔ポータブルHDDのUSBケーブルを導体サイズを考慮せず使用し、スピンアップに失敗したことがあった。
ポータブルHDDはスピンアップ時に多くの電流を要求するので、原因は電圧降下だったのだろう。
1A以上の大電流対応をうたっていないUSBケーブルはAGW28が多い印象
1.5m以下なら0.5A流しても電圧降下は0.4V以下に収まる見込み。
ポータブルHDDを動かせなかったケーブルはAWG28で1.5mだった。
ただし、コネクタの抵抗もあるので、継ぎ足しは用心しなければならない。
親切なUSBケーブルはケーブルに導体サイズの刻印があり、「AWG24・2C AWG28・1P」などと書かれている
2Cは電源の±の2芯、1Pは通信線の1ペア。
通信線はあまり電流を流さないので太さは気にしなくていい。
最近はスマホ・タブレット充電で大電流を求められる機会が増えているので、USBケーブル選びには注意しなければならないと常々思う。
また、充電用USBケーブルの中にはデータ線がつながっていないものがあるが、QC2.0などは充電器と通信して電圧・電流を決めるので機能が使えない。
ものづくりに対して
やりたいことは沢山あり、
やらなければならないことも沢山ある。
しかしできない状況が続いている。
NT京都や超会議といったイベントがあったが、何もできなかった
WFも困難だろう。
しばらくは難しいか。
こんなときは微力ながら「できないならできる範囲のことをやる」を徹底しよう