今日はKRS-786ろKRS-788の違いを検証。
KRS-788は、KRS-786をHV対応化し、トルク・スピードをアップしたものとして発表されました。
FET、マイコンが実装されている側の違いは制御ICの型式です。
KRS-786で「KO010411」KRS-788が「KO010626」となっています。
確認はしていませんが、KRS-4013のことがあるのでおそらくPIC12系のデバイスだと思われます。
(電源の配置から推測)
モーターは同じ径の別物に変わっています。左が786用で右が788用。
786用の電源回路。
788用の電源回路。
電源回路はコンデンサの耐圧とICが変わっています。
786では10V 22uFのコンデンサで、788は20V 10uFになっています。
ICは3端子レギュレータで、双方LDOです。
コンデンサがタンタルなので、10V以上加えると爆発する危険性があるのでそのままではHV化できません。
このコンデンサを16V以上の耐圧のものにすれば、HV対応化が見えてきます。
後はレギュレータの耐圧がどこまであるかを確認する必要があります。
LDOの中には10V耐圧のものもあるので少々厄介です。
燃やす覚悟で12V加えて正常ならOK。という手段はあまり取りたくないですしね。
FETが激しく焼損して、リサイクル不能な基板で試すのは手かもしれませんが・・・。
許可が出たら実験します。